ヘルニア｜琴似駅前整骨院

腰の痛み
椎間板ヘルニアになったら、初期症状がただの腰痛やぎっくり腰など急性的な痛みを伴う為その日だけの腰の痛みでは簡単に判断が難しいです。
坐骨神経痛
腰を痛めてから数日後になると下肢へと放散する激しい痛みや、しびれが生じます。しびれはかなり強く満足に動けなくなってしまったり、睡眠なども妨げられてしまうほどです。しかし、ピークから2・3週間を過ぎると徐々に痛みもしびれも和らいでくる事が多いです。
膀胱直腸障害
排尿や排便が出にくくなったり、逆に頻尿や失禁がみられることもあります。その場合手術が必要な為注意が必要となってきます。
立ち上がり動作が辛い
大腰筋と大腿筋膜張筋の突っかかりが立ち上がる時の痛みの原因でヘルニアか調べる必要があります。
下肢に力が入らない
下半身に痛み、しびれが出ている為お尻や脚に力が入らなくなってしまいます。

ヘルニアに対する当院の考え

椎間板ヘルニアとは、重い物を持ち上げた際や長時間同じ姿勢をとることにより、腰に積み重ねの負担がかかり痛みが出てしまう病気です。
また、神経の圧迫により痛みが生じます。一見、腰痛やギックリ腰などと思う方もいると思います。
しかし、1週間もしないうちに下肢の方に痛みが放散していきます。そして、外に飛び出した椎間板の一部が神経に当たってしまうと手足に痛みが出たり、しびれなどの症状が出てしまいます。その悪化した症状を坐骨神経痛といいます。自院ではその状態になってしまうと、患者様自身歩行が辛くなってしまったり、椅子に長時間座ることなども難しくなってしまうので、その前に治療が必ず必要だと考えています。
正しい処置をしないと腰の痛み、足の痛みやしびれを感じたり、足が動きずらく歩きずらくなったりしてしまうのが椎間板ヘルニアなので、早期治療が大切です。

ヘルニアを放っておくとどうなるのか

腰椎椎間板ヘルニアは腰痛の原因中、最も重症度が高い病気です。
放置しておいても半年以内に吸収されてしまうヘルニアであれば、症状の強い期間はコルセットや薬剤などで保存療法を行えば治りますが、放置しておくと下肢の神経麻痺など重篤な障害をきたしてしまうヘルニアの可能性もあるので判別をしっかりしないといけません。
主に長時間同じ姿勢で座っている仕事や、重い荷物を何度も持ち上げたりする仕事が多い20〜30代に多く発生し、強い腰痛以外に脚のしびれや、坐骨神経痛が出現したら要注意で手術が必要です。スポーツマンにとっては選手生命にもかかわるため、初発時にただの腰痛なのかぎっくり腰なのかと鑑別がかなり重要です。
また、症状が進行すれば下肢の筋力低下や膀胱・直腸障害、歩行障害が出てくる可能性があるので初期段階での判断が必要となり、手術を行うのがカギとなってきます。

当院のヘルニアに対する施術とは

当院では、ヘルニアに対する直接的な治療というよりも、ヘルニアとなっている場所の、周りの筋肉に対しての治療を行っています。急性期で痛みが強く出てしまっている場合だと鍼治療や、電気をかけて筋肉をほぐしてくれるEMS治療がオススメです。鍼治療が即効性があるのかと言われると、人によって変わってきてしまいます。1回でかなりの筋肉が緩む人もいれば、気持ち緩んでる人、何回も続けて初めて少しずつ効果が出る人と様々です。
ですが、硬結部位をピンポイントで治療出来るので硬くなっている筋肉に対するアプローチが出来ます。鍼治療を一度も受けた事がない人は最初、恐怖心や抵抗感が強い方が多いです。ですが、鍼治療の鍼の太さは髪の毛ほどの太さで、毛穴に刺さってしまった時は多少の痛みはありますが、通常は注射のような痛みはありません。電気治療では、基本的に1回の治療である程度の効果が実感出来る方がほとんどです。また、電気を流す範囲も大きくかける事が出来るので背中全体の筋肉をほぐす事が出来ます。鍼に恐怖心がある方は電気治療がオススメです。

その施術を受けるとどう軽減するのか

まず急性期であり痛みが強い時には、鍼治療か電気治療を提案させて頂き、患部の周りの硬くなっている筋肉をほぐして筋緊張を取り除いていきます。筋緊張を取る事により固まっていた筋肉が柔軟性を持ち痛みを軽減させる事が出来ます。最初よりも痛みがなくなり、治療を終わらせても良いのではないかと思う患者様といると思いますが、それは一時的なものなので、またすぐに筋肉が硬くなってしまったり、負担が積み重ねかかったりしていくうちに再発してしまう可能性があります。
ですので患部の痛みがなくなってきたら骨格を正していく必要があります。いくら筋緊張がなくなり、筋肉がほぐれたとしても筋肉自体が骨に付着しているので骨も変えていかなくてはなりません。その為に半身又は全身の骨格矯正を行っていきます。骨格矯正を約半年かけて行い正しい骨格の位置に定着させていきます。そうすると痛みの減少や、症状の改善、悪化の防止はもちろん再発の可能性を低くする事が出来ます。

施術頻度はどのくらいか

患部の周りの筋肉の緊張を取るだけなら、週に何回通って頂けるかにもよりますが、だいたい1ヶ月〜3ヶ月みてあげるだけで筋肉は最初よりかなり緩みます。
しかし、筋肉をほぐすだけだと一時的には良くなりますが、またすぐに再発してしまう可能性があります。その為プラスして骨格に対しての矯正治療を行う必要があります。矯正治療も3ヶ月ぐらいで骨格に変化は出てきますが、しっかりその状態を定着させる為には最低でも6ヶ月は治療する必要があります。