悩みタイトル

常に手足が冷たい。

朝の体温から昼夜ににかけて36.0以上ない方
手足が冷え切っている
なかなか寝付けない
目覚めが悪い
目の下のクマ
肌のくすみ、荒れ
すぐにイライラする
憂鬱、元気が出ない
肩こり、腰痛、頭痛
むくみがある
少しの運動で息切れをする
夏でもあまり汗をかかない  etc
この様な症状に心当たりはありませんか?この症状を見て少しでも自分かもと感じた方は冷え性のの可能性が極めて高いです。

冷え性に対する当院の考え

では、何故この様な症状が出てきてしまうのか?
多くの原因は、自律神経の乱れとされています。
人間の体は、自律神経の中の交感神経と副交感神経と言われるものをバランス良く、使って生活しています。
交感神経とは、活動的になった時に優位になり。副交感神経とは、就寝時やリラックスする時に優位になります。
交感神経が優位になっていると、血管が縮まる為心臓より遠い部分に血液が行きわたりづらくなり、体温が低くなり冷え切ってしまいます。また、活動的に動いていると外部から傷を負った時に傷口から侵入して来た細菌を殺すの血液細胞の顆粒球が増えていきます。
副交感神経が優位になっていると、血管が広がるため手の先まで血液が届き、体温が上昇します。また、体内の異物を処理するリンパ球が増えていきます。
上記の交感神経、副交感神経のバランスが崩れると冷え性となるといわれています。

冷え性を放っておくとどうなるの?

冷え性は万病のもとと言われます。
良く、冷え性に関してそこまで重要視されていない方も多いのではないでしょうか?
冷え性を放っておくと、起こるリスクについて説明します。
①内蔵が冷える→生活習慣病のリスク向上
内臓とは私たちの体の状態を正常に維持してくれる機能があります。例えば、心臓は、全身に血液の循環を促す働きがあり。肝臓は、悪いものを解毒アルコールの分解等をしてくれたり、活動する為のエネルギーを取り出してくれます。つまり、内蔵が正しく機能するからこそ、私達の生活習慣病を防いでくれています。なので内蔵が冷え機能しなくなると生活習慣病のリスクがグッと上がりやすくなります。
生活習慣病には色々ありますが、「ガン」「脳梗塞」「心筋梗塞」「糖尿病」「肥満」「メタボリックシンドローム」等を総評して『生活習慣病』と言われます。

冷え性の改善方法

冷え性を改善させるには、外から温めると良くなる場合もりますが原因の部分でも示した通り、自分の体の中から体質を改善していくのが重要になってきます。
外から温めるだけでは、結局自律神経は乱れたままです。
冷え性改善のコツは、自分自身の身体が正常に働けるように、手助けしてあげることが大事です。
先ずは、足首、手首まわりの筋肉を柔らかくし血行を良くしていく事が重要です。
2つ目、こまめに運動する事。筋肉を動かすことで筋肉が発熱を起こし体の内部から暖かくなります。
3つ目、水分(塩水)、を飲むこと、血液の元は水分が作られます。いくら柔らかくしても、流れていく血液が無ければ改善も遅くなってしまいます。
先ずは上記を行いながら、部分的にからだを暖かくしてあげてください。

冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

冷え性の改善の為に当院では、全調整鍼(ぜんちょうせいしん)を行います。全調整鍼とは、中国8,000年の歴史から現代にまで至る世界の的な伝統医学に基づいた、鍼灸療法です。今では、鍼灸はWHO(世界保健機構)やHIN(アメリカ国立衛生研究所)、NHS(イギリス国民保険サービス)など様々な分野から認められ、日本では国家資格とされている治療になります。
鍼灸の効果とは、人間が本来持っている自然治癒能力を高める事に起因します。
1、鍼刺激を送る身体が傷ついた部分を治そう働く2、刺激が起きた部分に血液を集める(=血行促進)3、必要な酸素栄養を補給、老廃物を排出(=代謝促進)4、自律神経の副交感神経神経を優位に切り替え、体と脳がリラックスする(=自律神経調整機能)5、自然治癒力が活性化し、体調回復・改善が行われる。

その施術を受けるとどう楽になるのか

東京有明医療大学の研究では、サーモグラフィーにて治療前の患者様の体温と、治療後の体温を比べると飛躍的に改善されていると研究結果も出ています。
当院の全調整鍼では、お身体の状態のヒヤリングを行い東洋医学の診断方法である、脈診・腹診を行い患者様に合わせた経絡治療を行います。経絡とは、東洋医学の観点で人間の体には「経絡」と呼ばれる、エネルギー(気・血液・水分)の通り道があると考えられており、西洋医学で例える所の血管の流れや筋膜の流れのことを指します。その中でもよりエネルギーが多く溜まりやすい場所を経絡(つぼ)と呼ばれています。この経絡の中から、身体の弱っている部分を探し、施術を行うことが経絡治療です。お身体は人によって千差万別です。当院の鍼灸のプロフェッショナルが患者様のお身体診て、オーダーメイドの治療を行います。

改善するために必要な施術頻度は?

治療開始初期いわゆる急性期と言われる1ヶ月~3ヶ月は頻度高く治療を行うことがおぞましいです。身体は72時間の周期で元に戻ろうとすると言われている為に週3回以上~最低週1回が理想とされます。治療回数が上がればその分状態も早く改善して、早急に根本治療までいける為です。急性期が過ぎたら患者様の理想に併せて治療の期間・頻度のプランニングをさせて頂きます。

冷え性関連でよくある質問

明るい挨拶

  • Q.女性の方が冷え性になりやすいって本当ですか?
    A.女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴を持っています。筋肉は体温の上昇にとても大きな役割を果たしているので、筋肉が少ないと冷えやすくなります。加えて女性には冷えてしまうと温まりにくい性質を持つ脂肪が多いため、冷えが起こりやすいです。女性の腹部には卵巣や子宮があり、腹部の血流が悪くなります。内臓が冷えることによる冷え症をおこします。さらに、ホルモンバランスが変わると自律神経が乱れ、冷えやすくなります。そのため、更年期に冷えが現れる女性も多いです。

  • Q.冷え性の原因はなんですか?
    A.筋肉量やホルモンバランスの乱れさまざまな原因があります。今回は自律神経に関連付け説明していきます。自律神経は、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、消化などの内臓の運動に関わっており、自分の意思では動かすことができません。この自律神経の働きに、体温を一定に保つため血液の流れる量を変化させるという機能があります。皮膚が寒さを感じると、血液が流れにくくなるよう血管を縮めて、皮膚の表面温度を低く保ち、体中の熱が外に放出されにくい状況を作り出します。
    冷え性が起こる原因は、環境に対して体を守ろうとする自然な防御反応の結果です。

  • Q.なんで足が冷えやすの?
    A.血液を全身に押し流しているのは心臓の働きによるものです。心臓は自ら拍動することで、ポンプのように血液を全身に送り出していますが、心臓から遠くなればなるほど血液は行きわたりにくくなります。足は、最も心臓から離れているため、他の部位と比べると、血液を流す力は小さくなってしまいます。また、心臓からの距離によって、血管の太さも変化しています。私たちの体の血管は、基本的に心臓に近い血管ほど太く、心臓から離れるにしたがって細い血管になっていきます。これも、末端の部位に血液が流れにくくなる原因のひとつです。
    以上のことから、体の一番下に位置する足、さらに末端部位である足先は、もともと血流が悪くなりやすく、冷えやすい部位であると言えます。

  • Q.食べ物は関係ありますか?
    A.体温を下げてしまう冷たいものを好む食生活は、生活習慣とも深く関わっています。冬に良く食べられたり、寒い現地でとれる食材は、夏野菜と比べ水分が少なく、鉄分などのミネラルが豊富で、血流を良くしてくれる成分も含まれてます。おでんやお鍋など、温かい状態で食べるとさらに体を温めてくれます。逆に暖かい現地でとれる食材は自らを冷やす機能を持ち、それを食べる人間の身体も冷やしてしまいます。
    例えば、暖かいところでとれるフルーツは人間の身体を冷やします。逆に寒いところで採れる食材を食べると身体がポカポカしてくる傾向があります。全ての食物がそうではありませんが、食べる時に原産国を参考にしてみて下さい。

  • Q.ストレッチはした方がいいの?
    A.筋肉が硬いと血行不良になり食事など予防対策をしても効果を感じにくくなると言われています。筋肉を柔らかくキープして、血行不良を起こさないようにすることが大切です。巡りのいい体をキープするためにも、普段からストレッチや運動をしていきましょう。
    足元に冷えを感じた時は、座ったままできる、足の上げ下げ運動を行ってみてください。座った状態で足を上にあげて伸ばし、つま先を上げ下げするだけ。やっている内に、体がポカポカと温まってきます。また、立った状態でかかとを上げ下げする運動も、短時間で簡単に行えるのでおすすめです。

  • Q.冷え性の症状は?
    A.冷え症はただ手足が冷たくなるものではありません。「四肢末端型」「下半身型」「全身型」「内臓型」4つのタイプに分けられています。
    四肢末端型→ 手先や足先が冷えます。冷えとともに頭痛や肩こりなども併発しやすいです。
    下半身型→ 腰から下が冷えるため、手は温かく足だけが冷えます。デスクワークなど、下半身の筋肉が硬直し、血液の流れが滞りやすい状況で起こります。
    全身型→ 全身の体温が低く、1年中カラダが冷えます。不摂生な食生活など基礎代謝の低下が原因で起こります。
    内臓型→ 手足や肌表面は温かいけれど、お腹が冷えます。冷えがカラダの表面に出にくいため、自覚症状が少ないです。