胸郭出口症候群
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皆さんはこんなお悩みありませんか?
吊り革に掴まる時、洗濯物を干す時など腕を上げる動作で肩や腕に痛みが出る
安静にしてても腕や肩がだる重い
腕から手の小指側(尺側)にチクチク刺すような感覚、ビリビリ感が出る
握力が弱まり細かい動作がしにくい
首を動かすと肩から腕にかけて痛みやだるさが出る
これらの症状で思い当たる点が多い方は胸郭出口症候群の可能性があります。
胸郭出口症候群とは腕や肩に負担のかかる運動で血管や神経が障害を受けることにより肩から腕、手にかけて、しびれや痛み、動かしにくさの症状が表れる状態を指します。 -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
発症する要因として生まれつき(先天性)のものがあります。生まれつき第一肋骨と鎖骨の間を通る血管や神経のスペースが狭いことが考えられます。また、重量物を持つことが多い人、なで肩の方、過度な筋トレを行っている人、野球、テニス、バレー、バドミントンなど、腕を挙げるスポーツを行う方で発症しやすい傾向にあります。特に、20代から30代女性に起こりやすいのが特徴です。肩首周りのケガなどが要因となって症状が表れることもあります。
当院では腕や肩、首にかかる負荷をなるべく抑えるためのケアをすることで症状の長期化や重症化を抑え、早期回復に向け適切な施術が必要と考えております。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
先ほども申し上げました通り、胸郭出口症候群を放っておいてしまうと症状の長期化、重症化が考えられます。実際にそのような方で当院をご利用いただいた方を例に挙げますと
①2年以上も安静時痛が取れず寝るに寝れない
②仕事は休めないから痛みは増していく
③腕が思うように挙がらない特に①で、休みたくても痛みでしっかりと休めずに症状の回復が遅れてしまっている状況が1番こちらとしてもお辛そうに感じました。
現在もこの方は当院をご利用いただいております。上記の症状に関しては既に回復しており、今後同じような状況にならないように継続通院いただいてます。
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胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群の改善方法としては基本的には保存療法での対応が多いです。しかし現実的には先ほど記述の通り、よく肩や腕を使うスポーツをされている方やなで肩の女性などに発症がよく見られますので使用頻度を下げていただいたり負荷がかからないように筋肉を緩める、鎖骨と第一肋骨間のスペースをしっかりと保てる状態にしてあげる事が重要です。
当院では程よく肩周りの筋肉を緩める施術メニューや施術後には随時状態を確認させていただき自宅でのケアなども指導させていただきながら共に症状改善に向けてケアをさせていただいております。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
腕や肩への負担の軽減、骨格的に神経や血管に負荷をかけてしまう状況を改善するために当院では下記のような施術で対応させていただくことが多いです。
①全身骨格矯正
第一肋骨、鎖骨の間のスペースは肩の内巻き、なで肩などが発症を促してしまうので骨格を正常な位置関係に整えることで過度な負荷がかからないお体を作ります②肩甲骨はがし
神経や血管が通るスペースは過度な筋肉の緊張によっても起こり得ます。肩周りや腕にかかる負担を減らす為、筋肉を緩めるアプローチを行います。③鍼治療
先ほども記述した筋肉の筋緊張を鍼を用いて緩めていく方法がありますこのような施術を組み合わせながら対応することで症状の早期改善を目指します
その施術を受けるとどう楽になるのか
当院をご利用いただいた胸郭出口症候群の方のお声を元に経過をお伝えすると、まずは安静時の痛みやダルさが軽減していきます。その後、痛みによりうまく挙げられなかった腕の可動域が広がっていきました。お仕事もされている方でしたので安静が保てず痛みが全くなくなるまでには少々時間経過がありましたが最終的には全く痛みがない状態まで持っていく事ができています。自宅での軽度な体操やストレッチ等も繰り返し行いながら現在は再発を防ぐ為に頻度を落としながらケアのために継続的にご通院いただき痛みがない状態を保つ事ができています。
改善するために必要な施術頻度は?
症状の軽減スピードにもより個人差はありますが、施術開始から1〜3ヶ月程度は週に1回以上(2〜3回程度)でご来院いただき、痛みの軽減、可動域の変化を見ながら週に1回程度にペースを下げおおよそ半年ほど経過を見ていただくと痛みが除かれていきます。ひなかなかお仕事や家事などで安静にできない方は症状の度合いも日により波がありますのでご相談しながら対応させていただきます。