巻き肩


こんなお悩みはありませんか?
最近、呼吸が浅くなったり疲労感、眼精疲労、頭痛睡眠の質なら悪い気がすることが頻繁に増えているんですがこれらの症状は巻き肩に関係しているんでしょうか
巻き肩に悩んでいるんですが改善するには整骨院やヨガ、矯正ベルトなどで1番効果的なのはどれですか?
仕事がデスクワークなんですが、ここ数週間、肩や手に痺れや痛み出ています。巻き肩からくると思うんですが自宅でできるセルフケアやストレッチなど教えて欲しいです
巻き肩にオススメの枕ありますか?
巻き肩の予防法を教えてください
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩を引き起こしやすい習慣として、まず第一に挙げられるのがスマートフォンの操作です。スマホの画面を集中して見ていると、無意識のうちに首が下を向き、肩が丸まった姿勢になってしまいます。
同様に、デスクワークで長時間パソコンに向かっている方も、肩を前に突き出した状態になりやすく、巻き肩につながる傾向があります。
また、「横向き寝」も巻き肩の原因のひとつです。横向きで寝ることで、上半身の体重が肩にかかり、肩が前に出てしまうためです。
このように肩が前方に出た姿勢が続くと、肋骨の動きが制限され、筋肉が硬くなりやすくなります。その結果、呼吸が浅くなり、首や肩のこりの原因になることがあります。
呼吸が浅くなることで、疲労感・眼精疲労・頭痛・睡眠の質の低下・代謝の低下といった不調が現れる場合もあります。さらに、代謝の低下によって痩せにくい体質になるおそれもあります。
症状の現れ方は?
巻き肩の症状の現れ方で最も大きく関係しているのは、日頃の姿勢です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの操作により、前かがみの姿勢や画面を覗き込むような姿勢が続くと、肩甲骨が前方に引っ張られやすくなります。このような姿勢が習慣化すると、次第に巻き肩へとつながっていきます。
さらに、運動不足の方は筋肉の柔軟性や支える力が低下し、巻き肩になりやすい傾向があります。
巻き肩によって現れやすい症状としては、背中の張りや痛み、手や腕のしびれ、呼吸の浅さ、首や肩のこりなどが挙げられます。
巻き肩の状態を放置すると、症状が徐々に重くなってしまう可能性があります。そうなる前に、早めに施術を受けて、対策を始めることが大切です。
その他の原因は?
巻き肩とは、左右の肩が前方かつ内側に入り込んでいる状態を指します。最も多い原因としては、肩甲骨が外側に変位してしまうことや、背中が丸くなる(いわゆる猫背)の姿勢により肩周りの筋肉が緊張してしまうことが挙げられます。
本来であれば、横から見たときに耳と肩が一直線上にあるのが理想的な姿勢ですが、巻き肩になると肩の位置が耳よりも前に出てしまいます。
巻き肩の原因はそれだけではありません。たとえば、デスクワークなどで長時間前かがみの姿勢で作業をしている方は、身体の前側の筋肉が硬くなり、肩甲骨が前方へ引き上げられてしまうことがあります。これにより、身体の前後の筋力や柔軟性のバランスが崩れ、巻き肩が引き起こされやすくなります。
また、ご自宅で横向きで寝ることが多い方も、就寝中に肩へ継続的な負担がかかるため、巻き肩になりやすい傾向があります。
このように、巻き肩は筋肉のバランスや日常の姿勢と深く関わっているため、早めに原因を把握し、適切なケアを行うことが大切です。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩を放置していると、次のような不調につながる可能性があります。
● 肩こり・首こりの悪化
猫背や巻き肩の状態が続くと、肩や首の筋肉に負担がかかり、血行が悪くなりがちです。その結果、慢性的な肩こりや首こりが起こりやすくなり、日常生活に支障をきたす場合もあります。
● 呼吸が浅くなる
猫背の姿勢により胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなることがあります。十分な酸素が体内に取り込めなくなることで、慢性的な疲労感や集中力の低下を招く可能性があります。
● 内臓機能の低下
姿勢の悪化により内臓が圧迫されることで、本来の働きが妨げられることがあります。これにより、消化不良や便秘、生理痛などの不調につながることも考えられます。
● 腰痛の原因になる
猫背は腰椎への負担を増やし、腰痛を引き起こす要因となることがあります。特に長時間同じ姿勢で作業される方は、注意が必要です。
● 見た目の印象が悪くなる
猫背や巻き肩の姿勢は、見た目に影響を与えるだけでなく、自信の喪失にもつながる可能性があります。
● 慢性的な痛みの発生
肩こり・首こり・腰痛などが「3か月以上続く」状態になると、慢性痛とされ、生活の質を大きく低下させることがあります。
● 骨の変形リスク
長期間、悪い姿勢を続けることで、骨の位置に負担がかかり、変形を引き起こす可能性も否定できません。
● 内臓疾患のリスク増加
姿勢不良が続くことで、内臓機能の低下だけでなく、さまざまな内臓疾患のリスクが高まることも考えられます。
巻き肩は軽視されがちですが、さまざまな不調の引き金になる可能性があります。気になる症状がある場合は、早めの対策が大切です。
当院の施術方法について
巻き肩に対する当院の施術方法は、全身骨格矯正、猫背矯正、上半身ストレッチの3つをご用意しております。
巻き肩の原因のひとつに姿勢の悪さが挙げられます。その根本的な原因にアプローチするために、まずおすすめしているのが全身骨格矯正です。全身の骨格を整えることで、肩周りだけでなく骨盤の歪みも調整され、身体全体のバランスが整うことによって症状の軽減が期待できます。
次に、猫背矯正は肩周りに特化した施術で、姿勢を整えることを目的としています。全身骨格矯正とは異なり、より肩周辺の改善に焦点を当てた矯正メニューとなっております。
そして3つ目の上半身ストレッチは、肩周りや上腕の筋肉をしっかりと伸ばすことで、肩の内巻きを軽減する効果が期待できます。
これらの施術を組み合わせて行うことで、巻き肩の症状に対してより効果的なケアが可能となっております。
軽減していく上でのポイント
1.正しい座り姿勢を意識する
座るときの姿勢の悪さも、巻き肩を悪化させる原因のひとつです。
お尻を背もたれにつけた状態で、頭から背中のラインをまっすぐに伸ばしましょう。胸が開き、顔が正面を向いていれば正しい姿勢です。
2.ストレッチや筋力トレーニングを行う
肩周りや胸の筋肉をしっかり伸ばすストレッチは、巻き肩の軽減に効果が期待できます。
また、肩周りの筋肉が弱くなると肩が内側に入りやすくなるため、適切な筋力トレーニングも巻き肩対策としておすすめです。
3.寝る時の姿勢を見直す
仰向けで寝ることが巻き肩の予防に効果的です。
横向きで寝ると、どうしても肩が前に出やすくなり、巻き肩の原因となることがあるため、横向きでの睡眠はあまりおすすめできません。
ご希望に応じて、具体的なストレッチや筋トレの方法のご紹介も対応可能ですので、お気軽にお知らせください。