坐骨神経痛の改善報告
坐骨神経痛の軽減報告
患者様の年代
20代
患者様の性別
女性
ご職業・生活スタイル
薬局の事務のお仕事で、基本的には座り仕事が多いものの、状況に応じて立って作業を行うこともあります。1日7~8時間程度の勤務です。
症状の発生時期・きっかけ
坐骨神経痛が出始めたきっかけは、10月中旬に職場で書類整理をしている際、段ボールを持ち上げたことでぎっくり腰になり、腰に大きな負担がかかったことが影響していると考えられます。また、デスクワークによる長時間同じ姿勢での作業や、趣味であるドライブによる長時間の座位姿勢も、腰や臀部への負担に関係していると考えられました。さらに、学生時代に運動習慣がなく、日頃から運動不足の状態が続いていたことや、日常生活の中でストレッチを行う習慣がなかったことによる柔軟性の低下も、状態に影響している要因の一つと考えられます。
日常で何ができなくて困っていたか?
坐骨神経痛の影響により、日常生活の中で特につらかったのは神経症状でした。仕事中も午後になると、臀部から足先にかけてしびれを感じる状態が続いていました。毎日のようにしびれがあることで精神的な負担も大きく、イライラしやすくなったり、痛みが続くことへの不安を感じたりすることが増えていました。また、趣味であるドライブの際にも臀部に痛みが出ることが不安となり、休日は自宅で過ごすことが多くなり、なるべく体を動かさないようにするなど、行動が制限されてしまう点に困っていました。
どのような施術を行ったか?
2024年12月にぎっくり腰の状態で来院され、鍼による施術と電気(EMS)を用いた施術、アイシング、指圧による施術を行いました。数週間で痛みの軽減がみられましたが、2025年10月中旬頃に気温が下がり筋肉が硬くなったことや、仕事が忙しくなった影響もあり、再度ぎっくり腰の状態となりました。再来院後は同様の施術を行い、11月に入ってから急に臀部から足先にかけてしびれが出現したため、坐骨神経痛に対して筋肉の緊張を和らげ、柔軟性の向上が期待できるよう、骨盤へのアプローチ、下半身ストレッチ、姿勢の安定を目的とした全身矯正を追加しました。状態が不安定な時には、鍼や電気による施術を回数券で利用し、その日の痛みやしびれの状態に合わせた施術を行っています。
施術のポイント・解説
坐骨神経痛に対する施術として、指圧、下半身ストレッチ、骨盤へのアプローチ、矯正、鍼、電気(EMS)を組み合わせて行っています。まず指圧では、腰や臀部に対して手技による施術を行い、筋肉の緊張を和らげ、血流の促進を図ります。下半身ストレッチでは、坐骨神経に負担をかけている腰や臀部、太もも裏の筋肉の緊張を緩和し、血流の促進が期待できます。鍼による施術では刺激を与えることで体の反応を引き出し、局所的な血流の促進を目的としています。血流が促されることで、痛みの原因となる物質や老廃物が排出されやすくなり、炎症の軽減が期待できます。また、姿勢への施術では骨格のバランスを整えることで、腰や臀部にかかる負担を和らげることを目的としています。
通院頻度・期間の目安
若年女性における坐骨神経痛の施術計画は、痛みの程度や発症からの期間、原因と考えられる状態の影響度に応じて検討されます。初期段階では、神経への負担の軽減を目指す期間として、最初の3~4週間は週2回程度、必要に応じて週3回の通院が提案されることがあります。これは、日常生活動作の負担を和らげることを目的とした対応です。その後、状態が落ち着いてきた段階では、約4~8週間ほど通院頻度を週1回程度に調整し、筋力や可動域の維持、再発予防を意識した姿勢や動作習慣への対応を行っていきます。最終的には、状態が安定した後の体調管理を目的として、月1回程度の通院に移行するケースもあります。比較的軽度から中等度の状態の場合、全体で10~16回、期間としては約2~4か月程度が一つの目安となります。
施術後の変化・現在の状態
施術後の経過として、しびれはまだ残っているものの、毎日ではなく週に1~3回程度まで頻度が減ってきています。施術後は痛みをほとんど感じることがなく、自宅に帰ってからも痛みが出にくい状態が続いています。現在も、より状態の軽減が期待できるよう、鍼による施術を継続して受けていただいています。
患者様からの喜びの声
薬局の事務仕事で毎日座り続けることが多く、坐骨神経痛が出てからはレジ対応や書類整理の動作でも強い痛みを感じ、退職を考えるほど悩んでいました。集中的な施術と、座り方や姿勢についての丁寧な指導のおかげで、約1か月半ほどで痛みが大きく軽減しました。特に教えていただいた座面クッションを使った工夫は、日常生活の中で役立っていると感じています。現在では、仕事中に痛みで表情がこわばることも少なくなり、業務に集中できるようになりました。おかげさまで、以前のような落ち着いた職場生活を送れています。
担当者からの結び・アドバイス
坐骨神経痛でお悩みの方は多く、痛みやしびれによって日常生活に制限が出ると、気持ちの面でも負担を感じやすくなります。ただし、多くの場合、適切な施術と日々の姿勢への配慮、ストレッチなどを継続することで、状態の軽減が期待できます。日常生活では、正しい姿勢を意識することが大切です。長時間同じ姿勢が続かないよう、30分に一度は軽く体を動かすよう心がけてください。また、違和感や痛みを感じる動作は無理をせず、できる範囲で行うことが重要です。焦らず、ご自身のペースで体のケアを続けていきましょう。







