膝の痛み
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立ち上がる時に痛みが出る
朝起きた時や動き始めにひざが「こわばる」
立ち上がった時や階段を下りる時に痛む
正座する時に痛む
上記の症状は関節の軟骨がこすれ合い、年齢的な要因もあり、軟骨の表面が傷ついて起きる症状がほとんどです。関節のこわばりが強くなり、ひざが動きにくくなる
痛みが続き、ひざに腫れや熱感がある
ひざに水(関節液)がたまる
上記の症状は関節の軟骨がすり減ったり、軟骨がはがれ落ちることで、骨に負担がかかり、関節が変形した事が原因だと考えられています。痛みのために歩けなくなる
関節が硬くなり曲げられなくなる
上記の症状は変形性膝関節症が悪化した場合に見られる症状です。このように膝周りの症状は考えれば考える程出て来ます。
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膝の痛みに関する当院の考え
これらの膝の痛み、症状に対しての私たちの考えは少しでも痛みや違和感が出て来たらお近くの整骨院又は整形外科に診察に行く事です。膝関節は、太ももの骨(大腿骨)すねの骨(脛骨)、そしてひざの皿(膝蓋骨)からなる関節で、さらに関節の周りに靱帯や筋肉があり、安定性を保っています。また、大腿骨と脛骨および膝蓋骨の表面は弾力性があって、滑らかな軟骨で覆われていて、軟骨は関節を動かしたり体重がかかった時の衝撃を緩和するクッションの役目を持っているのです。つまり24時間働き続け、尚且つ負荷が掛かっている関節になります。なので症状の進行や悪化がとても速く、悪化した際の対処が難しい部位なのです。これらを踏まえた上で早期改善をお勧めします。
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膝の痛みを放っておくとどうなるのか
もしもこの痛みや違和感をそのまま残しておくとどうなるのか。膝がどんな変化を起こして行くのかをお伝えして行きます。
まず一番の代表例として年齢を重ねる事に膝の軟骨はすり減って行きます。関節を保護する軟骨がすり減ることにより、徐々に「変形性膝関節症」を発症して行きます。この症状が末期まで行くと、最初にお伝えした通り歩けなくなる。関節が固まり曲げられなくなる確率がとても高いです。 また、「関節リウマチ」や、以前にスポーツ中のケガなどによっ膝の靭帯を傷めたり、骨折をしたことが原因で関節の変形が生じることがあったりします。そのため、体重がかかるたびに、軟骨の下の骨同士がこすれ合って、痛みを生じたり、こわばったりといった症状が毎日毎日出る様になります。これらが慢性化し当たり前になると治療期間がとても長期になるので素早い行動が必要ですね。 -
膝の痛みの軽減方法
なら膝の痛みや違和感が出で来た時はどうすればいいの?どこに行けば良いのと気になりますよね。
先程もお伝えしましたが、まずはお近くの整骨院又は整形外科に診察に行く事が先決です。
もしお仕事や時間が上手く作れなくて診察に行けないと言う事であれば、湿布やサポーターでケアをしつつ悪化しない様に日常生活を送って頂きたいです。時間が経てば治るという考えが一番ダメな考え方です。膝の痛みを改善させて行く例を出すと、関節可動域訓練や筋力強化訓練、器具を利用した運動による治療法や、慢性的なひざの痛みや炎症に有効とされる治療法は温熱治療で、ひざを温めることによって血行を促し、痛みを軽減します。他には消炎鎮痛薬を用いる療法と、膝関節にヒアルロン酸を直接注射して、痛みや炎症を抑える治療法などが存在します。 -
膝痛におすすめする当院の施術メニューとは
上記の治療法は整形外科で対応して頂けます。
では整骨院ではどういった治療をして行くのかをお伝えして行きます。
当院では痛みや違和感、更に症状が出ているポイント以外にもアプローチを掛けて膝の症状を出してしまった原因を改善する事が可能です。ただ原因を治療する前にする事は症状の緩和です。痛みや違和感があると日常生活で支障が出るのでまずは電気療法や鍼治療。温熱治療やストレッチ治療などを駆使し症状緩和を目指します。その後症状が落ち着き次第膝に負担を掛けてしまっている姿勢や、膝の歪みを正しく検査、診察し、矯正治療を行い根本改善を目指して治療させて頂きます。
ただし治療効果は個人差が激しく出るので治療が長期になる場合もあります。 -
施術頻度と施術を受けるとどう楽になるのか
上記の流れで上手く治療が進んでいけば、段階的に症状が改善していきます。
まずは痛みや違和感の軽減。それにより身体の緊張感が取れ、膝周りの可動域が広がり、関節が動き易くなります。ここまで来たら後はアフターケアや生活指導がメイン治療になってきます。
膝を酷使するお仕事をされている方はお風呂中又はお風呂上がりに膝周りのストレッチを行い筋緊張を出来るだけ起こさない様にする。サポーターなどをつけ膝にかかる負担を軽減する事。定期的に整骨院で矯正治療を行い、姿勢や膝の歪みを治して行く。ご自身でどこまで自分の御身体を大切に出来るかが治療終了後は大事になって来ます。
症状が無くなった。楽になったから何もしなくても良いと考えていると、症状再発の可能性が出て来てしまうのでお気を付けて下さい。 -
軽減するための施術頻度はどのくらいか
症状の重症度、治療を受ける患者様自身の自己治癒力で治療期間や頻度は大きく変わって来ます。
整骨院で治療を行う場合、筋肉と関節の細胞周期の期間をベースに期間や頻度をお伝えしていきます。
まず大前提として日常生活、お仕事などで負担を掛けながらの治療になります。大体筋肉や関節の細胞が総入れ替えが行われるのが、約3ヶ月周期と言われています。膝周りの症状改善だけなら6ヶ月を週1〜2のペースで治療出来れば改善に向かっていきます。ただ根本的に改善して行くのであれば、9ヶ月〜12ヶ月を目安で見て頂けるのが幸いです。
当院では患者様1人1人に合わせたオーダメイド治療なので期間やペースをしっかりとお話しし、すり合わせた上で治療させて頂きます。
皆様のご来院心よりお待ちしております。