足関節捻挫
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足関節捻挫は普段の生活で朝急いで走った時、ヒールを履いて歩いてて捻った、冬に滑って転んだ、足を踏み外した等日常生活やスポーツ等で発生することが多いと言われています。足関節は構造上外側と比べて内側の方向によく動く為内側で捻る事が多いです。そもそも足関節捻挫とは足関節を構成している靭帯や関節包などの損傷の事を言います。足関節は脛骨、腓骨、距骨の3つの骨で構成されており外側に前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があり、内側には三角靭帯という靭帯があります。どれかの靭帯が損傷した際に他の靭帯に引っ張られる力や骨と骨がぶつかることで骨折してしまう事も可能性として考えられます。
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足関節捻挫に対する当院の考え
日常生活やスポーツ等で発生していまう事が多く足関節は構造上外側と比べて内側の方向によく動く為内側で捻る事が多いです。症状としては外くるぶし付近に痛みや腫れが出ることが多く時間が経つと外くるぶしの下に内出血している場合があります。しかし多くの方は痛みがあるけるが歩けるからその内治ると思ってそのまま何も処置せず放置してしまう方が多くいらっしゃいます。放置していると気にするようになった時には骨折していたり捻挫クセがつき可動域が少なくなったりと日常生活に悪影響を及ぼしてしまい健康寿命にも影響を及ぼす事があるので気になった方は一度ご相談ください。
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足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
捻挫を放置した際に起こり得るリスクがあります。
1、治りが遅くなる
捻挫自体は歩けなくなる程痛みを感じる事は少なく、大体はそのまま処置せず普段通りの生活をしてしまうものですが、中には痛みとして感じづらい部分の靭帯が大きく損傷してしまっていたと言う事もありえます、傷んだ靭帯を修復するには適度な安静と固定、冷却が処置として重要ですこの処置をしてない場合修復ができず治りが遅くなってしまう事があります。
2、何度も捻挫を繰り返すようになる
適切な処置を忘れ放置すると人体が引き伸ばされた状態で修復が止まってしまい「クセ」として出てしまいます。
3、最悪の場合、手術しないといけなくなる
何度も繰り返す間に自然治癒が難しくなり手術で縫い合わせることが必要になります。
ありきたりな怪我だからといって適切な処置をせずに放置すると、治りが遅くなったり、何度も捻挫を繰り返し「くせ」のような状態になるリスクがあるので注意が必要です。 -
足関節捻挫の改善方法
足首周りの筋肉を鍛えることが重要ですが、特に、足を外側に動かす筋肉(前脛骨筋、後脛骨筋、長母趾屈筋等)、つまり、足首の外側にある筋肉を鍛えて機能を向上させる必要があります。筋力を鍛えるだけでなく、足首周りの感覚を向上させるような運動を取り入れることも重要で、例えば片脚で行う体幹トレーニングを取り入れて、足首の反射や足部の感覚を高める運動も行う必要があります。
足関節の捻挫予防には、運動中の身体重心のコントロール能力を高めることも重要であると考えられます。質量が大きい体幹の位置や安定性を、動きの中で適切にコントロールできるようにするためのコアトレーニングを行うことも有用だと考えられます。 -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
炎症が強い時はEMSという電気治療や鍼治療を行い血行を改善し痛みを抑えたり捻挫した場所を修復を図る物質を患部に送り届ける事が出来たるようになったり、足関節付近の筋肉の緊張をほぐす事もできます。
後は電気、鍼には炎症を抑える除痛作用などもあります。
なので捻挫した際はまずこの2つの施術メニューがおすすめです。
ある程度痛みが無くなってきた時には、足周りの筋肉をほぐし再発防止に向け手体作りしていくことが必要な為、筋膜ストレッチというメニューがあり筋膜を剥がす事により足首を捻っても捻挫しずらくなったり、捻る事が減って行くのでお勧めします。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
捻挫をしてしまった最初の3日4日である程度の痛みは取れてくると思います。
一週間程度で歩いている時、立っている時など足首を動かした時の痛みは治ります。
その後はこれから捻挫をクセにしない為の体作りを目指していく事がとても大切です。
捻挫する前の自分よりも股関節から足までの動かし方が変わっていき普段の日常生活でも疲労が蓄積しづらいお体に体質改善して行きます。
これからの将来的には老後の健康寿命をしっかりと引き上げれます。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
捻挫をして炎症がある間は安静にし当院にできれば毎日でも通っていただいて状態の変化を見つつ改善し炎症が治まった後も完治までは週3回~4回は当院にご来院していただき根本の改善を目指していく事がとても重要です。
その間に今後再発防止する為の筋トレ、ストレッチの方法などをご指導させて頂くので、完治まではしっかりご来院していただきたいです。