手足のしびれ
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①お仕事や家事、育児などで細かい作業をする際や物を掴んむ時にに手に力が入らない
②足の感覚が鈍く躓きやすい、段差の感覚がわからない、力が入っているのかわからな
③手足など末端が痺れる、または冷えることが長年続いている。色々試してみたけど解消されない
④左右で感覚の差を感じる、またはその差を感じれないほどに左右とも感覚がおかしくなってしまっている
⑤特に疲労を感じる時に症状が辛くなる -
手足のしびれにおける当院の考え
皮膚に存在する知覚神経で感じとった刺激は、身体のそれぞれの神経を結ぶ為の連絡網である末梢神経を経て脊髄に入ります。脊髄と末梢神経を繋ぐ神経根から中枢神経に刺激が伝わることで大脳に感覚として現れます。
上記に記載のこの流れのうち、どこか一部でも阻害されてしまう時にシビレが発生します。また一部ではなく完全に阻害されてしまった時はこれを麻痺と言います。例で言うと太ももから足にかけての痺れで坐骨神経痛、腰椎ヘルニアなどが挙げられます。
腕や手先の痺れなどは頸椎ヘルニア、肘部間症候群などが挙げられます。こう言った傷病名も付くこともありますが病院などで原因がわからないと言われることも多々あります -
手足のしびれを放っておくとどうなるのか
では、この手足の痺れを放ってしまうとどのようになってしまうのか。
・症状が重篤化してしまう
当院をご利用の患者様でも足の痺れや感覚異常を訴えていた患者様がおり、話を聞くと3年少々悩まれていたようでした。
初期症状としては時折軽い足先の痺れのみでしたが数ヶ月経過し常に痺れを感じるようになりました。その後感覚が鈍くなり段差に躓き転倒、手や足の骨折に至りました。病院を受診も原因がわからず悩まれていたとのことでした。
当院を受診された際に股関節、脚に開きがある事で腰部、臀部に過度な負荷がかかり筋肉が過剰に緊張している事で神経を圧迫しこのような症状が出ていると判断し施術を行いました。
今現在は歩行もスムーズにできるようになり痛みの値は当初の半分以下になっています -
手足のしびれの軽減方法
先ほども記述したように何らかの原因で神経の伝達が阻害されてしまっている事がシビレの原因になっている事がほとんどですので、その阻害されている部分を無くしてあげるのがベストです。
①筋肉の過緊張によるもの
使い過ぎや使い方の間違えによる原因で筋肉が異常に緊張してしまい、神経や血管を締め付けてしまうことがあります。その際は筋肉を指圧や電気療法、鍼療法などでほぐしてあげることが重要です。②骨格異常によるもの
産後などで多くみられる骨板の開き、また仕事などで長期間に及ぶ同一姿勢が長年続き骨格が歪んでしまうと神経や血管を締め付けてしまう事があります。その場合、筋肉をほぐししっかりとその歪みを見極め正常に戻す事が必要になります。 -
お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?
先ほども記述しましたが原因によって行う施術は変わってきます。
筋肉の過緊張が原因と考えられる場合は筋肉を緩めていく事が重要です。①指圧で筋肉を緩めていく
②当院ではEMS療法で筋肉に直接働きかけ筋肉を緩めていく事もできます。当院ではご高齢で運動などが難しい方などがご利用いただいています
③ストレスや過度な筋緊張にははり治療もオススメです。東洋医学に基づき軽減していきます
また、骨格に異常がある場合は当院のほとんどの方がご利用いただいている矯正施術がお勧めです。骨格の歪みから筋肉の緊張が出てしまい痺れに至る事も多くありますのでこのような施術を組み合わせてそれぞれに合ったメニューを当院スタッフが提案致しますので一緒に軽減に向くよう尽力いたします。 -
軽減するために必要な施術頻度は?
痺れなどの神経症状は直ぐに回復する事はまれで身体の状態を正しい状態に変えていく事で神経や血管の締め付けが取れた時に症状が緩和する為に少々時間がかかるケースが多いです。
その為に理想の頻度は週に2回、それを半年間継続する事で解消される事が多いです